Empire Earth

高評価

• 非常に複雑でダイナミックなストーリー展開
• 比類なき戦術的・戦略的オプション
• 慣れ親しんだ操作性とゲームプレイ

低評価

• グラフィックやサウンドの更新は限定的
• 資源を売買・交換するための市場がない
• 各チャプター間の連続性が低い

Empire Earth」は、50万年にわたる人類の歴史を、エキサイティングで魅力的なリアルタイムストラテジーとして楽しめる、意欲的なゲームをお望みの方におすすめします。

Empire Earthを初めてプレイしたとき、ほとんどのプレイヤーは、このジャンルの他のタイトルとの類似点にすぐに気づくことでしょう。デザインチームは、世界で最も有名なRTS開発者から集められただけでなく、基本的にEnsemble Studiosが他の無数のゲームで使用してきたのと同じ戦闘エンジンで作成されています。しかし、「エンパイア・アース」はオリジナリティに欠けるかもしれませんが、戦略ゲームに新しい風を吹き込み、ユニット、構造物、マップ、プレイタイプの多様性で補っています。

多くの戦略ゲームがアクションの迅速なバーストへの遅い減少を始めたように、エンパイア・アースは全く正反対です。大量のユニットを相手に繰り広げられる大規模な戦闘シーンは健在だが、このゲームをプレイする際に必要となる戦略の深さは、単に強力なユニットを使ってミニマックスを行うだけでは足りません。本作では、現代から200年以上先の近未来を含む14の時代を舞台にしたストーリーが展開されます。

このキャンペーンでは、文明のゆりかごから移住してきた人々まで、人類史の大部分を扱います。残念ながら、これは各チャプター間の連続性が、特に「AoE」などのタイトルと比較すると、やや欠けていることも意味します。この点は残念に思えるかもしれませんが、まとまったストーリーの欠如は、アレキサンダー大王からメネラウスまで、歴史上のビッグネームが登場することで補われています。各チャプターで時間が進むにつれ、プレイヤーはこれまでに起こった最も著名な戦いや出来事のいくつかを経験することになります。

実際のゲームプレイと操作に関しては、PC用の伝統的なRTSを触ったことがあるプレイヤーなら、違和感なくプレイできることでしょう。全体的なレイアウトやキーボードのマクロは他の無数のタイトルと同じなので、学習曲線はほとんどありません。プレイヤーが注目すべきは、各キャンペーンやチャプターの全体像です。例えば、動物が大量に捕獲された場合、永久に絶滅する可能性がありますし、資源を過剰に採掘した場合、経済的に大きな打撃を受ける可能性があります。

このジャンルが好きな人にとって、Empire Earthは最初から馴染み深いものであると同時に、少し奇妙なものでもあるはずです。全体的な感触や外観は画期的なものではありませんが、シンプルで戦略的、戦術的な要素が加わっているため、このゲームは新しいタイトルに遅れを取らないようになっています。

高評価

• 非常に複雑でダイナミックなストーリー展開
• 比類なき戦術的・戦略的オプション
• 慣れ親しんだ操作性とゲームプレイ

低評価

• グラフィックやサウンドの更新は限定的
• 資源を売買・交換するための市場がない
• 各チャプター間の連続性が低い